スマホの音ゲーの中ではトップクラスの知名度を誇るDEEMO。
アプリのレビューもかなり高評価の本格的リズムゲームです。
そんなDEEMOがPS4で発売…さらにPSVRにも対応!となれば購入不可避である。
ということで、実際にプレイした感想を書いていきます。
「DEEMO Reborn」は最初にプレイするモードを選ぶことができますが…
- PS4のコントローラーでプレイする【TVモード】
- PSVR+PS Moveでプレイする【VRモード】
の2つのモードで遊ぶことができます。
まずはTVモードを遊んでみた感想から!
TVモードは無理ゲー
コントローラー(ボタン操作)があまりにも難しすぎる!
DEEMOはレーンがはっきりと見えず、画面上に対応するボタンも表示されない。
つまり、6種類のボタンに対応したノーツを頭の中で覚えておく必要がある。
正直、譜面を覚えるよりはるかに大変です。
PS4コントローラーの親指操作だとマジで頭と指がついていかない。
コントローラーを机に固定して、4〜6本指でプレイすれば少しはマシになりますが…スライド操作が必要な黄色いノーツはなんとアナログスティックで操作しなくてはならない。
これだけ操作性が悪くても、高難易度の曲は「そんなの関係ねぇ!」とばかりにノーツの雨が降り注ぎます。
はい、参った参った。降参ですよ。
結局、1時間ほどプレイした程度では全然慣れることができず…TVモードでのプレイは諦めました。
一応参考までに…僕の腕前はiPadでプレイすればハードのLevel10も普通にクリアできる程度の腕前ですが、TVモードでは無理ゲーでした。
スマホ版とは勝手が全く違う…というよりゲームが違います。
ビートマニアをやったことがある人なら、できるかもですが…。
もはや脳トレなので、本気でやっても慣れるまでかなり時間がかかると思います。
DEEMO Reborn専用のピアノコントローラーを出してくれないかしら…。
PSVR+PS Moveでやってみた
「これが…俺…?」
↑PS MoveとDEEMOの手が連動して動きます。
演奏パートではDEEMOになりきってプレイ。
少し不気味で寂しくもある神秘的な空間…本当に自分が物語の中で演奏している気分になれる。
さて、問題はPS Moveでまともに音ゲーとしてプレイできるかどうかですが…
ちゃんとプレイできた!ハードのフルコンも余裕!
PS Moveが2本必要ですが、TVモードのコントローラー操作よりも圧倒的に簡単です!
スマホやタブレットに近い感覚でプレイできます。
これにはガチ勢もニッコリ。
ハードでもレベル8までなら何の問題もなく遊べました。
音ゲーマーとしては細かい不満はありますが、ふつうに音ゲーを楽しむなら問題ありません。
しっかりPS Moveを振ってノーツを叩く必要があるので、スマホ版のようにごまかしが効きませんが、そのぶん譜面はPS4用に最適化されてるので全然イケますね。
DEEMO RebornはやっぱりVRで遊ぶこと前提で作られたんじゃないだろうか…。
PS4版の新要素「謎解き」
スマホ版では怪しいところをタップするだけのオマケ要素でしたが、
DEEMO Rebornではまるで脱出ゲームをプレイしてるみたい。
これはVRじゃなくても楽しめますね。
音ゲー目当ての僕にとってはめんど…かなり本格的で、頭を使わないと先に進めないレベルの謎解きが待っています。
DEEMOは映画化も決定していますし、音ゲーとしてだけではなくストーリーにもしっかり力を入れているようです。
これほどストーリー・謎解きにボリュームがあれば、音ゲーが苦手な人がストーリー目的で買うのもアリだと思います。
全編フルボイスなので、スマホ版をクリア済みの人でも新鮮に楽しめると思います。
収録曲はかなり多い
まだクリアしてませんが、今確認できてるだけでも60曲はあります。
しかも、スマホ版のDEEMOの曲だけでなく、PS4版だけの新曲もかなりあります。
値段を考慮しても、PSVR対応の音ゲーとしてはトップクラスの収録数。
追加曲もDLCで追加される予定なので、PSVRで本格的な音ゲーをプレイしたかった人には最高のゲーム。
相変わらずDEEMOは神曲がそろってますなぁ。
まとめ:VRモードでやるべし
持っててよかったPSVR…PS Moveも。
TVモードはとんでもなく難易度が高いので、はっきり言ってPSVRとPS Moveを持っていない人にはオススメできません。
イージーモードでサクサク進めて、謎解きとストーリーを楽しみたい人ならTVモードでもアリだと思いますが…。
PSVRとPS MoveさえあればDEEMO Rebornを120%楽しむことができるので、DEEMOファンなら絶対にVRモードでプレイするべき。
スマホ版でクリア済みなのでストーリーは知っていますが、VRであのラストの演出を見たら…泣いてしまうかもしれない。