WordPressを複数のユーザーで管理したい時、1人ずつ登録するのは大変だと思います。
そんな時はWordPressのプラグイン「Import Users from CSV」を使って効率化しましょう。
管理画面の「プラグイン」→「新規追加」から「Import Users from CSV」で検索すると出てくると思いますのでインストール後、有効化してください。
Import Users from CSVの使い方
まずはエクセルなどでCSVファイルを作成
一番上の行に入力する項目は基本的に下記と同じで大丈夫です。

user_login(ユーザー名)
user_email(メールアドレス)
user_pass(パスワード)
first_name(名)
last_name(姓)
display_name(WordPress上での表示名)
role(ユーザーの権限)
ユーザーの権限一覧
【administrator(管理者)、editor(編集者)、author(投稿者)、contributor(寄稿者)】
2行目からは追加したいユーザーの数だけユーザー名やパスワードを入力していきましょう。
CSVが完成したら管理画面からアップロード
「ユーザー」→「Import from CSV」で開く。

「CSV file」からアップロードできます。
「ファイルを選択」をクリック、または「ファイルを選択」のエリアにファイルをドラッグ&ドロップでアップロード。
「Notification」はユーザー登録時に、ユーザーのメールアドレスに通知が送信されます。
「Password nag」はユーザーにパスワード変更を促すメッセージが表示されます。基本チェックは入れなくていいと思います。
「Users update」にチェックを入れると同名ユーザーが存在する場合に上書き登録されます。同名ユーザーがいる場合はここにチェックを入れておかないとエラーになります(結構忘れがち)。
最後に「Import」ボタンを押して登録完了です。
文字コードに注意
インポートしたのに反映されてない!エラーがでる!という場合は文字コードが原因の可能性が高いです。
文字コードはUTF-8にしておないと上手く反映されないので、CSVファイルを保存するときに文字コードがUTF-8になっているか確認しておきましょう。
管理ユーザー数が多いサイトは使い道あり
50人以上のエンドユーザーがログインするWordPressサイトを依頼され、このプラグインで対応しました。
しかも一定期間毎にログインするユーザーが変わるので、パスワードをリセットする必要がありました。
ユーザー1人ずつパスワード変更なんてめんどくさいし、管理が大変でミスも怖い。
「Import Users from CSV」なら自動生成したパスワードをCSVに貼り付けてアップロードするだけなので楽チンでした。
絶対に手動ではやりたくない作業です(´・ω・`)
インポートする前は念のため、WordPressのバックアップをとっておくと安心です。