2018年12月6日にWordPressの最新バージョン5.0がリリースされました。
今回のメジャーアップデートはエディターが新しいものに変わるということで、注目していた人も多いと思いますが…
やっぱり評判は良くないですね~(;´Д`)
使いにくいという意見ばかりで、ポジティブな意見がほとんどない…。
こんな紹介動画もあり、ついにワードプレスも直感的な操作ができるのかと期待させてくれたんですが…
正直、かなり使いづらかった…
現状ではかなり中途半端なエディターだな…というのが正直な感想です。
もうちょっと使いこなせば評価が若干上がる可能性もありますが…。
事前情報を知らず、何も考えずにWordPress5.0にアップデートした人は確実に混乱したと思います。
いきなり本番環境をアップデートするのは怖いので、テストサイトで5.0のエディターを試してみました。
新エディター「Gutenberg」
投稿ページが「Gutenberg」という新しいエディターに変わりました。名前なんてどうでもいいんですけども、グーテンベルクって無駄にカッコいい名前ですね。
早速テストで新規投稿を押してみると…

Oh…初期テーマなのでかなりスッキリした見た目になっていますね。
この時点で、さてどうやって使えばいいんだ?という状態ですが…。
実際に使ってみましたが、ブロックを作成して、テキストや画像を直感的に追加・移動できるっぽいです。

ブロックが動かせる範囲が微妙に狭くて動かしにくい…。
というより、文章を入れ替える機会なんてあまり無いので特にありがたみがない…。
ブロックのコピーもできるけど、別にコピペでじゅうぶん間に合ってるんで…。
一番ダメだと思うのは、これだけ操作性が変わったのに説明がなくて分かりづらいところ。
仕事でWordPressはさんざん弄り倒してきましたが、このエディターでは文字色の変え方すらしばらく分かりませんでした(笑)
まともな説明もせず、アップデートしたらいきなり「はい!今日からこの新エディターつかってね!(ドヤァ)」はあんまりですわ…。
慣れれば前のエディターより使いやすいのかな?とも思いましたが、それも少し怪しい気がします。
ブロックが動かしにくいというのもそうなんですが、中途半端に動かせるだけで、直感的な操作とは程遠いです。
恐らく今後のマイナーアップデートでエディターは徐々に改善されていくと思いますが、現時点では正直使いづらいです。
旧エディターへの戻し方
WordPress5.0へアップデートして後悔してしまった人のために、旧エディターを使うことができるプラグインが用意されています。
「Classic Editor」というプラグインがあるので、インストールして有効化すれば今までのエディターが使えるようになります。

ただ、今までと全く同じというわけではないようです。
プラグインを使ってエディターをそこそこカスタマイズしていた人は、もしかしたら今までどおりに動かないかもしれないので注意が必要です。
WEB製作者は特に注意
WEB製作者でWordPressを使用している人は多いと思います。
いきなり検証もせずにアップデートしてしまうような人はいないと思いますが、クライアントが勝手に更新してしまうと大変です。
保守契約を結んでいるクライアントのWEBサイトは、勝手に更新されないように制限をかけておかないと、「WordPressを更新したら投稿画面が変になっちゃったの。助けて!」という電話がかかってくるのが目に見えているので…
WEB製作者ですら使いづらい不親切なエディターなので、初心者のお客様は確実に使えなくて怒るよなぁ…(´・ω・`)
ということで…現状使えるレベルではないんですが、とりあえず今後の為にもうちょっと使っていろいろ確かめてみるつもりです。
新しい機能に不満や不具合はつきもの!次のマイナーアップデートにうっすら期待しておきます。