勇者の飯 レビュー「無課金のほうが楽しめる放置ゲー」
キャラクターの可愛さと、美味しそうな飯に釣られ「勇者の飯」というスマホアプリをダウンロードしました。
僕は本格的なゲームを好んでプレイするので、正直すぐ飽きるだろうなと思っていたんですが…
ハマってしまいました(笑)
僕は大量のゲームアプリがスマホに入っていますが、「勇者の飯」はついつい起動してしまうゲームナンバー1。
ということで、見事ハマってしまった「勇者の飯」のレビューです。
飯を作って大勝利できる
「勇者の飯」の流れとしては…
食材を集める→飯を作る→金を稼ぐ→ステータスを強化する→大勝利
となります。
ダンジョンをクリアしていくと新しいレシピが手に入り、色々な飯を作れるようになります。
食材を集めて飯を作るのが、このゲームの目的の一つ。
放置して、お金をためて強化して…というスマホゲーらしいシステムなんですが…
絶妙なゲームバランスで何度もプレイしたくなってしまいます。
料理のイラストまで用意されており、ストーリー中に出てくるイラストもほぼ料理の画像です(笑)
とにかく飯がうまそうなので、お腹が空いてる時にプレイするのは危険。
リセマラ不要!キャラガチャなし
「勇者の飯」のキャラクターはストーリーを進めることで解放されます。
現状、ガチャで手に入るのは「衣装」と「家具」となっており、無課金でも全てのキャラクターを使うことができます。
動いているキャラクターはめちゃくちゃ可愛いです。
「意地でも全ての衣装を集めたい!」という人は課金が必須になりますが…確率自体は非常にシビアなのでオススメできません。
そもそも、ガチャで手に入る衣装も時間をかければガチャを回さず手に入ります。
リセマラする暇があったら、早く育成してお金や素材を集めましょう。
戦闘はお手軽なセミオート操作
戦闘中はキャラクターがオートで攻撃してくれます。
プレイヤーが操作するのは「スキル発動」「移動」「ターゲット選択」のみ。
「勇者の飯」は成長のやりこみ要素がすごいので、最終的にはレベルを上げて物理で殴ればいいという真理にたどり着きます。
とはいえ、敵のギミックに対してタイミングよくスキルを使用したり、キャラの配置を考える必要はあります。
ストーリーが進むとちょこっとだけ戦術も必要になり、なかなか骨のある戦闘が楽しめます。
このゲームのいいところは、「戦闘で敗北したらスタミナ消費なし」というところ。
良くも悪くも緊張感がなく、ほのぼのとした世界観をとことん表現していますね。
ストーリーはとってもゆるいので、内容に期待すると拍子抜けすると思います。
頭をカラッポにして見れる日常系アニメが好きな人にオススメです。
無課金でもコンテンツを100%楽しめる
無課金でじっくり楽しみたい人にとっては最高のゲーム。
プレイヤー同士の協力・対戦要素がないため、完全にソロプレイとなります。
「勇者の飯」を楽しむために課金コンテンツはあくまでオマケ要素。
最終的には数字を増やしていくゲームなので、課金してブーストするより無課金で長く遊んだほうが得だと思っています。
課金すればキャラの成長は劇的に早くなりますが、無課金でもコツコツと成長させることができます。
むしろ、時間をかけてまったり楽しむのが「勇者の飯」の最大の楽しみ方と言っても過言ではありません。
課金しないと楽しめないゲームが多いなか、これは素晴らしい。
…と言いつつも、長く遊んでいくとついつい課金したくなる絶妙なシステムです(笑)
可愛らしいキャラの絵を使うのは卑劣極まりない。こりゃ手が出てしまいますわ。
ストーリー後半になると敵が強く、飯をいっぱい作る必要があるので、僕はスタミナパックに課金しました。
しかも一度課金すれば、なんと効果は永続。
無課金で遊んでいくうちに「課金してもいいかな」と思えたら、スタミナパックがオススメです。
まとめ
誰でも手軽にプレイできる良ゲー。とにかく一度やってみてほしい。
「勇者の飯」をやってて凄いと思ったのは、運営から「課金してくれ!」というアピールがないところ。
課金ショップはホーム画面の右上にポツンとあるだけ。
アプリを起動するたびに、お知らせと言う名の課金催促を画面全体にドカンと出すゲームは見習ってほしいね。
本当に自分たちが作りたかったゲームを作り、面白ければ課金してね!というスタンスが伝わってくる。
余計な広告もないのでユーザビリティも素晴らしく、何度も起動して遊びたくなる。
今どき、ここまでユーザーに優しいゲームがあるだろうか。
最後に、このゲームに向いている方
- 忙しくてゲームをする時間が少ない
- でもしっかり遊べるゲームをやりたい
- 無課金でも長く遊びたい
- 数字(ステータス)を増やしていくのが好き
- ストーリー重視より日常アニメのほうが好き
無課金の人だけでなく、課金戦士の息抜きとしてもオススメです。